水産加工品の営業職を経験し、製造業の限りない可能性を感じ、水産加工工場を設立。
設立した時代は、コンビニエンスストアや量販店での生食水産加工品の販売に衛生面や品質面での課題が多く、現代のように日常的に生食水産加工品を容易に手に入れることができない時代でした。そういう課題を水産業界全体で一つずつクリアしていくことで、家庭の食卓に生食水産加工品が並ぶ時代になっていったと感じています。漁獲地で加工場を構えるのか、消費地で加工場を構えるのかについても、日本の将来を見据え、物流問題や製品の流通までにかかる時間を考え、加工後の流通速度に重点を置き、消費地を選択し、現在の埼玉県川越市と京都府城陽市に自社工場を設立しました。自身が経験した水産加工品の営業経験を通じ、時代に合わせて課題をクリアしながら、業界全体を盛り上げていくという考えに感銘し、鮪たたきの研究家として誇れるよう、可能性の追求をしながら試行錯誤を繰り返し、現在まで至っております。安心・安全な製品を食卓にお届けする企業として、これからも妥協せず誇りとこだわりと情熱をもって、製品を作り続けていく事で、食品の未来と水産業界の発展に貢献してまいります。
代表取締役社長 木 村 宗 吾